【推定75歳のおじいちゃんがDQ7】
神社からの帰りにBookOffに立ち寄ったのですが、
中古ゲームコーナーで熱心にドラクエ7の攻略本
を熱読する推定75歳のおじいちゃんがいました。
おじいちゃんは傍でゲームを物色していた私たち
夫婦を見るや否や、広げた攻略ページを指差して
尋ねてきたのです!
爺:あの、これやったことあります?
私:ああ、ドラクエ7ですね。
やりましたよ。
(でも細かいことは覚えてないや)
爺:ここね、僕ね、ずっとやってるんだけど
現代のカラーストーン採掘場に
どうやっても入れんのですよ。
(めちゃくちゃ困った表情で)
私:(そんなことまで覚えてないんだけど)
えーっと、確か女戦士のマチルダに遭う
イベントがあったかと思いますが。
爺:うーん、それはやったと思います。
私:ゲームの不具合とは考えにくいので、
どこかまだ行き忘れてる場所がある
んじゃないでしょうか。
(もうわかんない。勘弁して(;´Д`))
爺:行けるとこは全部行ったんですよね。
もう6時間ぐらい行き詰ってましてね、
本も4冊ぐらい買ったんやけど、
どれも書いてないんですわ。
(めちゃくちゃ困った表情で)
私:(あー困った人に捕まっちゃった。
ドラクエ好きだけど7はあんまり
覚えてないし、どーしよー)
妻:(スマホを取り出して攻略サイトを
検索・・・)
私:(ナイス!さすが我が家の検索神!)
妻:ねぇ、これじゃないの?
私:あ、このサイトに載ってるみたい。
爺:えっ!それで分かるんですか!?
(これがインターネットってやつ?)
私:「ウッドパルナの2階で会話して
いいえと答える・・・」
だそうですよ。
爺:ああ!そうだったんですか!
ありがとう!神様に遭えた気分!
正月早々、こりゃ縁起がいい!
いやーありがとう!
助かりました!
(会心の笑顔。おじいちゃんはLvが上がった!)
おじいちゃんは私たち夫婦のことを
神様と称し、喜び勇んであっという間に
店を出て帰っていきました。
・・・
私:神様だってさ。
確かに、情報検索力は神だね。
妻:まぁ、あのおじいちゃんはネット
しないだろうからね。
・・・
きっと、おじいちゃんはBookOffを始め
ゲーム関係を扱っている店を巡って、
攻略情報を捜し歩いたのでしょう。
推定75歳なのに、ゲームへの情熱が
凄まじかったです。
見ず知らずの私たちに攻略本を指差して
熱弁を振るうなんて。
いい余生をお過ごしだなぁと感じました。
まさか推定75歳なのにドラクエユーザー
というのは意外でしたが。