WordPressレッスン年末の新規申し込み
年の瀬ですが、新規のご相談をたまにお寄せいただいています。
WIXやBloggerなど独自ドメインが使えるサービスを利用して
ホームページを運営していると、良い意味で「欲」が出てきます。
・ここの画像を変更したい
・レイアウトを変えたい
・ここにボタンを付けたい
・申し込みフォームを付けたい
・全ページ自動的に●●したい
となると、HTMLの直接編集が許されているサービスでないと無理なんですよね。
最近いただいたご相談ではBloggerからの移行ですが、
Bloggerのテンプレートには専用の独自タグが使われるので
使い方を調べないといけません。
これはワードプレスでも事情は全く同じで、テンプレート関数を
ある程度知っておかないと、本当に思うようなカスタマイズはできません。
1から100までお望み通りのテンプレートなんて存在しないからです。
ということは、
自分でテンプレートのカスタムをしたい場合は、基本的な概念とか
HTMLやPHPで記述された内容を「ある程度」読み解ける力が必要になります。
「急がば回れ」
という言葉がありますが、まさにそうなんですよね。
「簡単にサイトが作れる」
という魅力的すぎる謳い文句に誰もが最初は期待をします。
けれど実際に使い始めると、本当のことに気付くんです。
「簡単に作れるっていうのは、用意されたテンプレートや
ボタンを使う場合だけなんだ。」
ということに。
HTMLやウェブプログラミングに興味感心のある全ての人に気付いて欲しいです。
「簡単に●●できるサービス」
というのは、本当は難しい事を隠蔽しているだけなんです。
10000行のプログラムから成る便利機能を、
ボタン1個でできるように覆い隠しているだけなんです。
だ・か・ら、
便利機能をちょっと変更したいと思っただけで、
たちまち隠蔽されていた難しい世界の扉が開いて困惑してしまうのです。
「便利だと思っていたのに!」
いえ、本来そういうものなんです。
昔は手書きしていたHTMLも、ホームページ制作ソフトが
肩代わりするようになったおかげで楽にはなりました。
が、
ホームページを運営する人からHTMLを読み書きするスキルを奪ったのも
制作ソフトたちだという事実から目を背けることはできません。
便利さをそのまま享受するのは一長一短だということなんですよ。
私たちはこのことを前提に、ウェブと向き合う必要があると思います。
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