Webサイト専門プログラマの言いたい放題

元システムエンジニアがサイト制作とプログラミングについて好き放題しゃべります。

WordPressオンラインレッスン後記

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見出しタグを意識する

今日は週1でレッスンさせていただいている生徒さんに
WordPressで各ページの記事を書くとき意識すべきポイントを
お教えさせていただきました。

ホームページだろうとブログだろうと、ウェブのページは
情報を伝える「文書」です。

文書にはコンテンツがあり、コンテンツには目次があります。
目次が目次と認識されるためには、HTMLの見出しタグを使って
記載することが重要です。

見た目はほとんど同じでも、

<h2>見出し</h2>

と書くのと、

<strong>見出し</strong>

と書くのでは、文書構造としての意味が異なります。

なぜ見出し専用のHTMLタグで書くのか?

検索エンジンは、私たち人間のようにウェブページの見た目で
評価をすることができません。(将来的にはわかりませんが)

検索エンジンは、ウェブページを構成するHTMLタグの構造を
解析して、ページにどんなことが書いてあるのかを理解します。

その一番の目印となるのが見出しタグです。

<h1>目次</h1>
<h2>HTMLとは?</h2>
<h3>HTMLの歴史</h3>
<h3>タグの分類</h3>

このように、本の目次のようにページの内容を構造化すると、
検索エンジンは見出しタグを目印にして検索ユーザーが検索した
キーワードを含むページを探しはじめます。

ということは、

少しでもホームページやブログのページが検索でヒットするように
検索ユーザーが入力するであろうキーワードを見出しに含めて、
見出しタグで囲むようにHTMLを記述することにどんな意義があるか
自ずと明らかではないでしょうか。

もちろん、検索の母体となるページ数が十分にあるということも
サイト全体の評価を左右しますので、力配分を考えて、

・記事を定期的に更新する
・適切なHTMLを使う

この両方を意識することが大切です。