Webサイト専門プログラマの言いたい放題

元システムエンジニアがサイト制作とプログラミングについて好き放題しゃべります。

【WordPressで記事一覧が表示できる理由】

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WordPressの管理画面で入力した投稿データが表示されるのはなぜ?

WordPressのルール(仕様)に従って作ったテンプレートならば、
WordPressが自動的にページの種類や、それに応じて必要なデータを
あらかじめメモリ上に読み込んでくれます。

例えばブログのトップやカテゴリページには、該当カテゴリに属する記事や
最新記事の一覧がWordPressによって読み込まれるので、テンプレート側では

<?php the_title();?> ・・・記事のタイトルをHTMLに変換して埋め込む
<?php the_content();?>・・記事の本文をHTMLに変換して埋め込む

などといった、極めて短く単純なコードを書くだけで
目的のデータをページに埋め込むことができます。

しかし、WordPressはその裏で、

  • アクセスされたURLの形式
  • URL末尾についたパラメータ

などを手掛かりに、必要なデータをデータベースから取り出しています。

そのプログラムはWordPressのコアシステムに書かれていて難しいので、
解読する必要はありませんが、データベースにアクセスする為にSQLという
専用のプログラム言語をPHPと組み合わせて実装されているという事情は
知っておいても損はありません。

SQLって何?

SQLデーターベースにアクセスして、データを取り出したり更新したり
するためのプログラム言語ですが、文法を覚えても使いこなせません。

なぜなら、データベースの論理構造に沿って記述する必要があるからです。

つまり、データーベースの知識と、データを取り出すためにどのように
SQLを組み立てれば良いのかという論理を構成する技術、そして、それを
正確にSQLPHPの文法に則って実装できる基礎力が必要になります。

これはアプリやシステムを開発するときに必要になるスキルですので、
Webデザイナーと呼ばれる職種の方は一般にそこまでのプログラミング
スキルは求められないと思います。

PHPだけでなくSQLまで使って自分でデータを取り出すのは大変ですよね。
WordPressは、その難しい処理を私たちの代わりにやってくれています。

Webデザイナーは何を学んでおくべきか?

WebページのデザインをWordPressに組み込むだけなら、HTMLとCSS
そしてPHPの基礎的な理解があればある程度はできると思います。

しかし、カテゴリー毎に異なるデザインのページを作ったり、
もともとテンプレートに付いていない箇所に、何かを自動表示したり、
特定の条件を満たす場合だけ表示を変えるといった“仕組み”を
組み込む場合は、それらの知識だけでは太刀打ちできません。

最近は無料のオンラインスクールでHTMLやPHPの基礎的な部分が学べる
サイトがありますが、どれも基礎中の基礎ばかりで、仕事としてサイト
制作に使えるようになるためには、実践の場が圧倒的に不足しています。

Webデザイナーとして仕事の幅を狭めたくない方や、
これから本格的にWebデザイナーを目指したい方は、

基礎だけで満足していると、デザイン業だけでは食べていけません。

副業を掛け持ちしたり、他にも収入源を持つなら話は別ですが、
それができるのは

「まず、主軸となるスキルを最低1つは身に付けていること」

が大前提です。

軸ができていないうちに、2つ以上のことに手を出すと、時間ばかり
取られてしまい、生産性が良くありません。

ですから、まずはきちんとサイトの制作ができる実践力を身に付ける
ことをお勧めします。

こんな方におすすめのプログラミングレッスンを行っています

  1. Webデザイナーを目指しておられる方
  2. ホームページやブログの更新はできるけれど、レイアウトやデザインの変更ができない方
  3. ホームページの制作経験はあるけれどWordpressのカスタマイズができない方
  4. HTMLは分かるけれどもスマホ対応のやり方が分からない方
  5. 複雑なスタイルシートjQueryの使い方が分からない方
  6. HTML、CSSjQueryPHP の正しい書き方に自信がない方

oshierumanaberu.net

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