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プログラムはどれも一緒!?

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プログラムはどれも一緒という真実

現役WebデザイナーさんからJavaScriptレッスンのご相談。
 
以前に別の先生に習っていたとのことですが、
そもそもJavaScriptである必要がなぜあるのか?
 
という根本的な部分について飛ばしてしまっていないか?
という一抹の不安があります。
 
開発現場でよく言われるのが、
 
「プログラムはどれも一緒」
 
という厭味ったらしい常套句。
 
「あんたはできるからそう言えるんでしょ」
 
と反論したくなりますが、実は真実なんです。
 
無数にあるプログラム言語の多くは、
共通する考え方で成り立っています。
 
・変数
・構造化
・ループ(FOR、WHILE)
・条件分岐(IF、SWITCH)
・論理演算(AND、OR)
・オブジェクト
カプセル化
・クラス
・継承
・引数
・値渡し、参照渡し
・ハンドル
etc...
 
これらの共通概念を具体的なコードに置き換えるときに
初めてプログラム言語ごとの文法が登場するのです。
 
例えるなら、
 
「おはようございます」
 
という挨拶をしたいときに

・日本語で言うのか
・英語で言うのか
・韓国語で言うのか

といった使い分けをするのと同じことです。
 
大事なのはどの国の言葉で言うかということではなく、
 
「朝の挨拶をしたい」
 
という発想なんです。
 
JavaScriptを学びたいというのは英語を学びたいというのと同じで、
 
「じゃあなぜ英語が必要なの?」
 
という、そもそも論について明確な答えを持っているかが問題です。
 
もしかすると、本当にやりたいことはJavaScriptではなく
PHPでなければ仕組み的に実現できないのかも知れませんし、
jQueryでできるのかも知れません。
 
こういった根本的な概念、考え方というのは、
ネットに氾濫する「ハウツー記事」では学べません。

なぜなら、ネットの情報のほとんどは

ワードプレスで●●する方法」とか
jQueryで●●する方法」とか

特定の言語や環境を前提として、そこから話が始まるからです。

「なぜ、ワードプレスである必要があるのか」とか
「なぜ、jQueryである必要があるのか」

という根本的な判断を自分でできるようになるために
必要な知識については何も語られていないからです。

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