Webサイト専門プログラマの言いたい放題

元システムエンジニアがサイト制作とプログラミングについて好き放題しゃべります。

【広がるHTML5の可能性】

ics.media

ブラウザでアニメーションを実現するとき、
広義のレンダリング(描画)エンジンの性能
ボトルネックだと言われてきました。
 
PCインストールして起動するタイプのアプリ
(ネイティブアプリ)だと、PCの処理能力に
依存しますが、ブラウザで表示するタイプの
アプリはブラウザの処理能力に依存します。
 
もちろんネイティブアプリのほうが通信負荷
がかからないし、グラフィックボードを贅沢
に使えるので、その点においてはWEBアプリ
はネイティブアプリに敵わない、というのは
過去の常識になりつつあるのかも知れません。
 
ブラウザ上で何かを動かす技術といえば、
JavaScriptですが、jQueryが登場するまでは
「非常に泥臭くて原始的なスクリプト言語
という印象が強く、JavaScript1本で何かを
作るという風潮は、あまり流行らなかった
ように思います。
 
しかし、HTML5で登場したCanvasをはじめ、
JavaScriptを使って描画処理を行うための
フレームワーク熱が再燃してきたことで、
JavaScriptは見直されだしたようです。
 
もはや昔のJavaScriptにあらず。
付き合い方を見直す必要がありそうです。
 

JavaScriptを学びたいという需要について

 
私は20年前のJavaScriptに馴染んだ世代なので、
jQueryが登場するまでは、フレームワーク
利用してまでJavaScriptを使って何かを制作
したことはほとんどありませんでした。
 
基本的な言語知識さえあれば、
どうにかなったからです。
 
しかし、jQueryCanvasに触れて以来、
かつてPC用ゲームに多用されてきたDirect2D
Direct3Dなどの技術と似たインタフェースで
JavaScriptを使うことによって、WEBブラウザ
でも同等なアプリケーションが作れるのだと
いうことを知り、JavaScriptを見直しました。
 
「古くて新しい、可能性を秘めたスクリプト
 
それがJavaScriptだと。
 
その証拠に、プロのWEBデザイナーさんから
JavaScriptのレッスン依頼があり、昨年末から
毎週定期的に授業を行っています。
 
他業種の生徒さんにもJavaScriptをきっかけに
プログラミング的な思考法を学び、ご自身の
ウェブサイトをより魅力的に成長させようと
しておられる方がおられます。
 
この方たちには、まずネイティブなJavaScript
から初めて、jQueryへの置き換えによる効率化、
そしてCanvasを使った簡単な描画処理まで
お教えできるといいなと思っています。
 
CreateJSはディベロッパー向きだと思うので、
ご要望があればレッスンに組み入れます。