Webサイト専門プログラマの言いたい放題

元システムエンジニアがサイト制作とプログラミングについて好き放題しゃべります。

aspxやphpのサイトカスタマイズ見積について

f:id:wp-lesson:20151226212443j:plain

aspxは動的サイト

とあるサイトのレスポンシブ対応について見積依頼をいただきました。
ユーザーを選択してログインするサイトで、URLこそ見かけはHTMLですが
いわゆる静的サイトではなく、aspxというサーバーサイドプログラムで
動的にHTMLが生成される動的サイトでした。

恐らく、ログインユーザーの所属や権限がデータベースと連動していて、
メニューやページ内のコンテンツの一部が表示されたりされなかったり、
切り替わるのだと思われます。

そうでなければログイン認証させる必要がありませんからね。

動的サイトの見積は要注意

動的サイトの見積りは、ブラウザで開いて目に見える範囲だけで
ページ数や複雑性を判断して見積をしてはいけません。

蓋を開けれてみると、ブラウザからは直接見えないデータベース内に
いろんなコンテンツが格納されていて、特定の条件下でのみHTMLに
埋め込まれるページがあったり、管理者ユーザーでログインした場合
だけメンテナンス用のメニューが使えたりするんです。

動的サイトは、HTMLに固定されたコンテンツだけでなく、データベース
の中に入っているコンテンツと組み合わせて最終的なHTMLが作られます。

そしてデータベースは専用のソフトウェアがなければ中身が見えません。

1.何を使って構築・メンテナンスされているサイトなのか?
Dreamweaverや、データベースを扱える専用の開発ソフト?)

2.ログインユーザーによって閲覧できるページやメニューの表示/非表示
が変わるところがないかどうか?

この2点は必ず確認しないといけません。