【コーディング=設計】
トップページのコーディングは設計が命
今、某ネットショップのTOPページをコーディングしています。
サイトのTOPページは、他ページの雛型にもなりますので、
「とりあえずデザイン通りの表示になればいい」
などと安易な作り方をしてしまうと、保守性が低下します。
更新作業をすればするほど難しくなるということです。
もっと端的に言うと、サイトを運営していくコストが無駄に
多くなってしまうということです。
なぜトップページが大事なのか?
ユーザー目線で見ると、TOPページも下層ページも「同じ1ページ」です。
しかし、HTMLやCSSのルールはほとんどTOPページに集約されますので、
TOPの一部を後から修正しようと思うと、全ページに影響しかねないのです。
「TOPページだけに掲載するバナーを変更する」
というように、HTMLだけの変更で済む場合はTOPだけの変更で済むでしょう。
しかし、
「TOPページの見出しの文字サイズを少し大きく」
といった変更の場合、CSSで
h1 { font-size: 120%; } ↓ h1 { font-size: 140%; }
といった変更をするわけですが、これは全ページ共通の設定なので、
変更範囲をTOPページだけに絞る工夫を追加しなければ、変更しなくてよい
ページまで変更されてしまいます。
1ページだけのサイトなら、そんなこと考える必要がありませんので、
比較的簡単ですが、ユーザーにはそんな事情分かりませんから、
制作側がきちんとHTMLやCSSの構成(設計)を考えておかねば
ならないのです。