Webサイト専門プログラマの言いたい放題

元システムエンジニアがサイト制作とプログラミングについて好き放題しゃべります。

【Amazon出品されている方にお薦めのオリジナルツール】

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実際にAmazon出品されている方と協同で開発したツールです

あなたがエクセルをお使いなら、既にデータベースを活用しています。
 
ご存知の通り、エクセルのシートは縦と横のマス目状になっていますが、
データベースの中身もほぼ同じ構造をしています。
 
通常、アプリケーションは私たちが見たり触ったりして操作がしやすい
概観(UI:ユーザーインタフェース)と、実際のデータが格納されている
データベースとの間をプログラムが仲介してくれるから使えます。
 
人間にとって分かりやすい概観はコンピュータにとって扱いにくく、
その逆もまた然りです。
 
ですから、どうしても両者を仲介する仕組みが必要になるのです。
 
エクセルはその点で非常に優秀で、あなたが普段目にしているシート
そのものがデータベースの形式と酷似していることから、セルの値
を変えるとデータベースの中身を直接変えるのとほぼ同義です。
 
しかも、数式を設定することで、データ同士の自動計算も可能です。
 
通常のアプリケーションなら、データベースから値を読み取って
計算を行い、その結果を画面などに表示させるまでの一部始終を
プログラムが面倒をみなければなりません。
 
そのようなプログラムを作るのはプログラマーでなければ一般には
難しいことです。
 
でもエクセルならそこまで高度な専門知識がなくても感覚的に数式
計算を埋め込むことができます。
 
もちろんお使いのOfficeバージョンが変わると互換しなくなる機能も
出てきますが、よほど特殊な機能を使わない限り問題ないと思います。
 
「バージョン変わったから明日から仕事ができない」
 
なんてことはまず無いでしょう。
 
それはエクセルを選んだことが間違いなのではなくて、そこまで
特殊な機能を盛り込む設計をしたことが間違いなのだと思います。
 
エクセルの技術的なメリット
 
職業プログラマーでない限り、データベースにアクセスする部分の
プログラミングは難しいです。
 
なぜなら、データベースアクセス専用のプログラミング言語SQL
の知識も必須だからです。
 
ODBC
SQL
排他制御
・一意成約
・主キー、外部キー、複合キー
 
などといった専門用語に関する理解が前提になってきます。
 
でもエクセルなら直感的にシートとデーターベースが連動しているので、
これらの技術的ハードルがググッと下がります。
 

エクセルのコスト的なメリット

 
エクセルで十分作れるシステムをエクセル以外で作る場合、一般に
開発コストは高騰します。
 
軽く数十万は違います。
 
先ほど技術的なメリットをお話した通り、データベース周りの技術料が
ドカッと乗っかってくるのも理由の一つだと思います。
 
これは、ランサーズ等でアプリやシステム開発のカテゴリのページ
を見ると明らかです。
 
エクセルはWindowsパソコンならすぐに使えますが、例えばWebの
プログラムだとWebサーバーが必要になります。
 
レンタルサーバー上で開発するか、パソコンにWebサーバーを構築
するなど方法はあるにしても、そこまで準備するのは一般ユーザ
には大変ハードルが高いことです。
 
それに、単にWebにアクセスしてデータを取ってくるだけなら、
エクセルのマクロ(VBA)の中でWebアクセス用のプログラミング
を施せば良いのです。
 
個人や限られたコミュニティーで使うシステムなら、エクセルでも
目的が果たせる場合があります。
 
あなたのビジネスの補助ツールにエクセルマクロが活用できそうな
場面がないか、見直してみてはいかがでしょうか??

 
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■追伸1:私の専門分野について
 
普段はWEBサイト専門プログラマを名乗っていますが、開発会社時代は
HTMLと同じくらいVBAプログラマをしていました。
 
VBAの実務経験と20年以上のHTML経験を組み合わせるのが得意です。
 
 
■追伸2:どんなものを作れるか
 
<ネットショップ運営補助ツール
 
ネットショップの商品ページ登録に使うHTMLをボタン1つで出力するツール
 
楽天、Yahooショッピングなど大量の商品を扱っている方へ。
 
 
Amazon運営補助ツール
 
Amazonの商品ランキングや再安値カートインしたセラーの在庫状況、
自分の売値が何番目ぐらいか、など価格調整や発注タイミングの検討に
使えるツール
 
→自分の商品の在庫や利益の推移をグラフで見たい方へ
 
 
■追伸3:開発のご相談について
 
開発はオーダーメイドですので、コメント欄でご相談ください。
 
目的とご予算に合った開発方法をご提案致します。
 
スカイプやチャットワークなどで現状どの場面で何にお困りなのかを
何度も打ち合わせさせていただき、機能や使い勝手についてしっかり
決めてから御見積させていただく流れになります。
 
■追伸4:ご依頼人と私との関係
 
個人的な信頼関係が前提になります。ご相談の動機によっては
お受け致しかねる場合がございますので、ご了承ください。
 
<今までお断りした理由の例>
 
・開発会社に頼むより安いから。
・個人なら注文がつけやすい。
 
<なぜお断りするのか?>
 
上記のような理由で依頼される方は「お客様至上主義」が強すぎて、
信頼関係が築けない傾向があります。
 
ツール開発は私が一人で行うのではありません。
 
あなたと私が目的意識を共有して、一緒に作っていくものです。
 
ですから途中で何度も打ち合わせをお願いしたり私からも質問をします。
 
「お客様至上主義」が強すぎる方はそういったコミュニケーションを
「面倒くさい」と感じる傾向があり、
 
『とりあえず作ってから見せて』
 
というスタンスの方が多いのです。

従って、制作後の修正や変更が多く、私もモチベーションが続きません。
 
安くしたいという思いは私も同じです。

けど、コミュニケーションを面倒と感じて積極的な協力をしていただけ
なければ、結果的に時間も手間も増えてしまい、安くしたいという
思いに反する結果になるからです。