Webサイト専門プログラマの言いたい放題

元システムエンジニアがサイト制作とプログラミングについて好き放題しゃべります。

【簡単に人を失望させることができるメールの件名】

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タイトルに「Re:」つける手法。
ありますよね。
 
ましてやそれを、ライティングの
テクニックと称してカリスマ風を
振りかざす口調のメルマガ。
 
「あなたの品格下げてるよ?」
 
と言いたくなってしまいます。
 
そりゃあ開封率は上がるでしょう。
「Re:」【重要】【緊急】とか
件名についていたら、気になるし。
 
けど、後のフォローがよくない。
 
いざ本文を読んだら、
 
「なんだ、返信じゃないじゃん」
「大して重要なこと書いてないじゃん」
「その緊急、私には全然緊急じゃないし」
 
ということばかり。
 
「しょーもない小手先のテクニックで
 読み手をガッカリさせないでくれ」
 
と思っている読者、多いと思うよ。
 
そういうのを “無価値な煽り” という。
 
“無価値な煽り” をするのは、
買い物客の顔に店員がツバを吐くのと
何ら変わりない。
 
第一、「Re:」【重要】【緊急】とか
手法として古くないですか?(笑)
 
私など、こう感じてしまいます。
 
「あ、またこの手のパターンか」
「飽きないねぇ~ご苦労さん」
「ねぇ、それ楽しい?楽しい?」
 
煽っても、本文でそれを上回るだけの
価値ある情報を提供しているのなら
まだ良いと思います。
 
けど、そうじゃなければただの「騙し」
にしか映らないわけですよ。
 
すると、読み手が感じるのは
失望や懐疑心など、ネガティブな
感情ばかり。
 
添付の画像のようにね。
 
一瞬でファンを失う一番簡単な方法
だと思いますね。
 
騙されて喜ぶ人は変態しかいない。
 
もう二度とその人の「ご高説」に
耳を傾けたいと思わなくなるし、
推薦する情報も見たいと思わない。
 
「●●さんのセミナー明日までです!」
 
とか他人の情報を紹介されても、
読者にメリットがないオプトインは
浅ましささえ感じてしまう。
 
「読者を騙して(バカにして)、
 その上なんであんたの小遣いのために
 クリックしないといけないの?」
「寝言は寝てから言ってください」
 
とさえ、思ってしまう。
 
言葉が悪いけど、これが煽りに対する
多くの読者の正常な感情だと思うよ?
 
 
私はメルマガで稼ごうとか、
オプトインとかしないけど、
 
自分が提供する価値(情報や技術)に
興味感心を持ってくださる方には
失望させたくない。
 
形式上、プログラミング講座では
メルマガ配信的な形をとっているけど
ほんとに重要なお知らせしか【重要】
は付けない。
 
 
だって、考えてもみてください。
会社で使うビジネスメールで、
取引先に対して
 
重要でもないのに【重要】や「Re:」
を付けるなんてあり得ますか?
 
私がそんなことするヤツの上司なら
「お前、明日から来なくていい」
と一蹴します。
 
これ、当たり前の感覚だと思うのは
私だけでしょうか?