Webサイト専門プログラマの言いたい放題

元システムエンジニアがサイト制作とプログラミングについて好き放題しゃべります。

【海原雄山とサイト制作】

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とある業界で営業を中心とした
ベンチャー企業を経営している
社長さんから、ホームページを
再構築したいとご相談を受け、
予算内で可能な改善ポイントを
探し出しているのですが、
 
「HPを誰に見て欲しいのか?」
「どういう印象を与えたいか?」
「どんな行動をして欲しいか?」
 
という情報を手掛かりに、
 
自分が「見て欲しい立場の人」
になったつもりで現状のHPを
眺めてはじめて気が付くことが
あります。
 
低予算でも、そこを手抜きすると
満足度の低いサイトになります。
 
 
イラストや写真や文章などの
素材を揃えるのは、その後で
やるべきことです。本来は。
 
 
予算をかけると洗練された
スタイリッシュなサイトになる
というのは間違いです。
 
もしそうだったら、
高額な素材を使えば素敵な
サイトになるってことになる。
 
素材が良けりゃ料理下手でも
海原雄山をうならせる絶品が
作れますか?
 
そんなワケないですよね。
 
 
素材のことをよく知って、
食べる人に素材の良さをいかに
伝えるか?
 
そこが一番大事。
 
そのために使う料理の技法が
デザインやコーディングの
テクニックだったりする。
 
 
見た目は大事。
けど中身がないと無意味。
 
 
人間もそうですよね。
外見がよくても中身がないと。
 
 
見た目がイケてるサイトは
その「オシャレさ」がウケてる
だけだったりする。
 
私みたいなちょっとひねくれた?
プログラマーは、
 
「おっ?これイケてるな。
 どうやって組んでるんだ?」
 
と、コードを覗いて勉強するけど
そのサイトのコンテンツ自体には
何ら興味を抱けないことが多い。
 
1000人が「イケてる」と思っても
サイトの中身をちゃんと見て、
問い合わせの電話をする人が
1人もいなけりゃダメでしょ。