JavaScriptマンツーマンレッスン後記
昨日のレッスンでは、お問い合せフォームを題材にJavascriptで
フォームの表示項目を切り替える方法を扱いました。
JavascriptでHTMLとCSSを操作
お問い合せフォームで問い合わせの種類を選択すると、
選択に応じて入力項目が自動的に増えたり、
それに応じて入力エラーチェックの方法を変えるには
Javascriptを使う必要があります。
HTMLはDOM(ドキュメント・オブジェクト・モデル)という
オブジェクト階層を持っています。
一番トップの階層にはHTMLの記述内容そのものを統括する
documentオブジェクトがあり、documentオブジェクトの中に
ページ内に含まれる全てのHTMLタグが、HTMLを書いた階層構造に
従って格納されています。
Javascriptを使えば、HTMLのDOMツリーを辿ることによって、
任意のHTML要素(タグ)をJavascriptで操作できるオブジェクト
として取り出す(アクセスする)ことができます。
HTMLに、contact というIDを付けたテキストボックスがある場合。
<input type="text" id="contact">
documentオブジェクトを起点に、DOM経由で指定したIDの要素を
取得し、style属性のdisplayプロパティにアクセスして値を設定
する例です。
var element = document.getElementByID('contact'); element.style.display = 'none';
HTMLタグに直接書いた場合はこのようになります。
<input type="text" id="contact" style="display:none;">
この記法において、style は type とか id と同類の「属性」
の1つです。スタイル属性と言います。
そして、スタイル属性には display:none; のように、
スタイルシートの文法で装飾を定義することができます。
スタイルシートでは、display とか font-size などのことを
プロパティと呼びます。
なので、
・contactというHTML要素(タグ)の、
・style属性の、
・displayプロパティに、
・none という値を、
設定しているということになります。
HTMLだけだと、
<input type="text" id="contact">
を
<input type="text" id="contact" style="display:none;">
に変更したければ、ファイルを書き換えてウェブサーバーに
アップし直す必要がありますが、
Javascriptを使えば、HTMLやCSSファイルを直接書き換えなくても、
ブラウザ上で動的に変更することができます。
典型的なのは、お問い合せフォームの送信ボタンをクリックしたら
未入力項目がないかどうかをチェックしてエラーメッセージを表示
するといった処理ですね。
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